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スリムな Surface ペンということもあって、バリエーションモデルのひとつだと認識されがちな製品ですが、しばらく使用したところ他のすべての Surface ペンを進化させた新モデルだと言えることが分かりました。

ジッター問題の改善

これまでクリエイターを悩ませてきた Surface ペンのジッター問題は スリムペン2 によってほぼ改善されました。Surface 本体によって若干の差があるものの、斜めに線をゆっくりと引いた場合の、大きく波打つシッターは発生しません。より新しい Surface 本体のほうが高い精度を期待できますが、Surface Pro 5th でも殆どジッターが改善されてます。

位置精度の向上

ペンを浮かせている状態から画面をタッチする瞬間にカーソルがペン先から少しずれた位置にワープしてしまう問題も殆どが改善されています。カーソルの位置精度と再現性が向上しているため、ユーザーが狙った位置に正確に線を引くことが容易になりました。

いずれも下記の端末により改善を確認しています。

• Surface Studio 2
• Surface Pro X SQ2
• Surface Pro 5th

ペンが薄いために持ちにくそうなイメージがありますが、慣れると問題なく使用できるようなります。スリムペン2 は Surface でイラスト制作等を行っているすべてのクリエイターにおすすめできる製品となります。